MOSHIMO FUTURE STREETは、2045年の未来の商店街を妄想し形にする「アイデアコンテスト&実証実験」プログラムです。かつては生活必需品を購入するといった商機能が主だった商店街は、時代の流れの中で求められる役割を変えつつあります。そこで今回、先進技術を活用した未来の商店街のあり方を考え、未来に向けた実証実験に取り組む企業を募集します。もしもの力で妄想し、一緒に地域をより良い方向へ変えていきましょう。
・事前説明会
・ブラッシュアップ勉強会(2 days)
・アイデアコンテスト
・実証実験プロジェクト
先進技術を活用した新規事業創出の事例紹介や本プログラムの説明会を行います。また、アイデアをブラッシュアップしたい方向けのサポートとして2 Daysの勉強会を行います。下記のプログラムに参加しない場合でも、アイデアコンテストへのエントリーは可能です。
事前説明会(参加希望者のみ)
ブラッシュアップ勉強会(参加希望者のみ)
本プログラムの説明会を開催します。ゲストには株式会社UNIDGE Co-CEOの土井氏をお招きし、先進技術を活用した新規事業創出や行政課題解決の事例を紹介します。また、商店街の課題をテーマにしたトークセッション、本プログラムの詳細説明、個別相談会も行います。
土井 雄介氏
株式会社UNIDGE Co-CEO /
株式会社AlphaDrive 東海拠点長
東京工業大学大学院卒業後、トヨタ自動車に入社。物流改善業務を行ったのち、役員付き特命担当に任命。並行して、社内新規事業提案制度の事業化採択案に2年連続で選出。その後、AlphaDriveの立ち上げ期に出向。帰任後、トヨタ社内から事業を生み出すしくみ作りを担当すると共に、UNIDGEを共同創業し協業事業開発支援に従事。2023年8月よりトヨタ初の若手社長出向としてUNIDGE Co-CEOに就任。
日時:8月1日(木) 16:00~18:00
会場:Open Innovation Biotope “Cue”
定員:40名
参加費:無料
コンテストへのエントリー前に、アイデアをブラッシュアップしたい方は勉強会に参加することができます。アイデアをより魅力的なものにするために、クリエイティブな視点を得ることや新たな世界観を構築するチャンスとなっています。
全国で活躍するコンセプトデザイナーを講師に迎え、SFプロトタイピングの手法を用いて2045年の未来を想像し、商店街のあり方を再定義します。
浅井 睦氏
[Metalium llc]代表
まだ手に触れることのできない未知の素材をメタ思考から生まれ出るこの世の存在する全てを材料として取り扱い、素材としてすべての人が触れるようにプロトタイピングを通して素材を提供する事業を展開する[Metalium llc]を創業。メタ思考から発生する事象を素材として捉え、活用技術の探求を行うオープンラボ[高次素材設計技術研究舎 Melt]の運営を行う。ETICやTOKYO STARTUP GATEWAY、複数大学などでアイデアワークショップも開催。
さかさま不動産や丘漁師組合など新しい課題を社会に提起し続ける講師を迎え、新たな視点で2045年の商店街の課題を考えます。
水谷 岳史氏
株式会社On-Co 代表取締役
高校時代から商店街活性化、飲食や音楽などのイベント企画に携わってきた。家業である造園業に従事し、デザインや施工、設計管理スキルを学ぶ。同時に空き家を活用したシェアハウスや飲食店を数軒運営。ライフデザインやコミュニティ形成に取り組んだ。「本質的な価値があれば短絡的なビジネスモデルは不要」という考えのもと、株式会社On-Coを経営。代表として全体運営を行う他、社外プロジェクトにも参画。社会の踏み台になるために日々挑戦中。
日時:8/8(木)、8/22(木) 13:00-17:00
会場:madanasaso
定員:30名
参加費:無料
先進技術を活用した未来の商店街のあり方について、事前選考を経た8者がアイデアコンテストにて発表を行います。提案されたアイデアの中から最優秀賞と優秀賞を選出します。
エントリー開始
エントリー締切
アイデアコンテスト
アイデアコンテスト
AI、ロボティクス、ドローン、3Dプリンタ、モビリティ、VR等といった先進技術を活用し、2045年の商店街のあり方や課題を妄想しながら、商店街の新たな可能性をご提案ください。
最優秀賞:最大200万円
優秀賞:最大100万円
・アイデアコンテスト:
<日時>10/17(木) 14時〜18時(時間は予定)
<会場>ナゴヤイノベーターズガレージ
・アイデア募集期間:8/1(木)〜9/13(金)
・商店街の未来構想プランを持っていること。プランについては商店街のリサーチを行い、商店街の課題に沿った内容であること
・先進技術を中心的に活用した提案であること
・受賞した場合、市内商店街での実証実験に滞りなく取り組めること
・提案企業側の事情で実証実験が中止にならないこと
・主催者/運営事務局と協議しながら本プログラムを推進できること
・応募内容は公序良俗に反していないこと
①未来の商店街の世界観
②想定される課題
③事業内容・ソリューション
④商店街・地域への効果
⑤実証で明らかにしたいこと
⑥検証項目・検証方法
水野 敬亮氏
一般社団法人未来創造 代表理事
米ITギガベンチャーにてマーケティングや新規事業モデルの市場実験を推進。 帰国後は自動車部品メーカーにて、新規事業創造を行っている。現在は“個人のアイデア・情熱を実現するエコシステム”をつくるべく、名古屋を拠点に2016年より東海圏最大の有志団体「未来創造」を設立(2018年より法人化)。 未来創造自体を重力場として、界隈のイノベーターやビジネスクリエイターのネットワーキングハブとなり、オープンイノベーションに関わる取組みを数多く開催。
古井 千景氏
株式会社ココアイ 代表取締役
名古屋市立大学人文社会学部現代社会学科卒業。学生時代にNPOや地域活性に関心を持つようになり、国際協力機関や中小・ベンチャー企業でのインターンシップ、NPO・学生団体等に参画。大学卒業後はフリーランスとして、東海地方で地域や社会に根付いた起業家・コミュニティの育成をおこなっている。恵那山麓ローカルメディアおへマガ2代目編集長。2021年より東海若手起業塾事務局長。 2023年、恵那市で株式会社ココアイを設立。
浦田 真由氏
名古屋大学大学院情報学研究科 准教授
名古屋大学大学院情報科学研究科博士後期課程修了。博士(情報科学)。専門分野は情報社会設計論、社会情報学、観光情報学。名古屋大学大学院国際開発研究科助教、名古屋大学大学院情報学研究科講師を経て、現在、同研究科准教授。 デジタル庁 オープンデータ伝道師・デジタル推進委員、総務省 地域情報化アドバイザー。自治体や企業、地域コミュニティと連携し、社会情報学の視点に基づいて、地域の活性化や情報化を促す実践的な研究を展開。
坪井 清滋氏
全国商店街振興組合連合会 青年部 副部長
愛知県商店街振興組合連合会 青年部 部長
1977年生まれ。家業である坪井花苑の経営に参画する傍ら、県内の商店街が集まり産学間連携等によって地域資源の磨き上げを図る「商店街逸品名品テストマーケット」の開催をリードするなど、商店街や地域の魅力向上に尽力している。
小粥 正健氏
名古屋市商店街振興組合連合会 事務局長
1984年名古屋市役所入庁。市民生活部長、産業労働部長などを歴任後、2021年より現職。市内商店街の課題解決に向け、行政や大学等と連携しながら様々な施策に取り組んでいる。
受賞した2者からの提案について、名古屋市内の商店街で実証実験を行います。実証実験にかかる費用や実施場所の提供、PR等についてサポートします。
県商店街連合会
イベントでの展示
オアシス21で開催予定の愛知県商店街振興組合連合会の展示イベントにて、実証実験のプロモーションを行います。
実証実験(最大1週間) 名古屋市内の商店街にて実証実験を行います。
反省会
市内商店街の店舗や空き店舗等で実証することができます。
最優秀賞:最大200万円
優秀賞:最大100万円
名古屋市より実証実験に係る費用を交付します。
実証実験に向けた名古屋市や商店街との調整、実証実験期間中の会場運営などを行います。
藤田 恭兵
(株)On-Co 共同創業者
2015年から空き家を活用しシェアハウスを立ち上げ、2019年に(株)On-Co創業。共同創業者水谷と共に、不動産構造を逆にした「さかさま不動産」を創り、遊休不動産の活用を促進。2021年には廃棄石膏ボードの実験に着手し、翌年素材デザイナー村上と新素材「resecco」を共同開発。「ゴミ箱をなくす」を目指し上回転研究所を設立へ。廃棄物を使った素材&プロダクト開発や、廃棄物への視点を変えるWS等を展開。強みはコミュニティと遊び心で事業を加速させること。
日本PR協会「PRアワードグランプリ2023」最高賞を獲得した観点から、事業戦略に活かすPRの捉え方について、基礎から実践まで体系的に学べる全2回のPR講座を開催します。
福田 ミキ
(株)On-Co 取締役 PR事業部長
日本PR協会「PRアワードグランプリ2023」最高賞。2015年に金融経験を活かして、三重県にバックオフィスセンターを開設。業務改善にて確保した時間をPR業務へと転換を進める。何をするにも必要不可欠な考え方として、経営|事業戦略に活かすPRの視座を体系的に整備。現在は経営と連携させるPRを企業伴走や研修にて展開。戦略立案から産学官・メディアリレーションまで、狙った先の認知と行動を変容させる戦術で、数々のプロジェクトを加速させている。
継続的に活動するために必要な資金調達の手段として補助金や助成金の活用や行政との連携、アワードの獲得&活用について相談サポートします。
太田 憲明
(株)On-Co 取締役/経営管理
農業土木技師として三重県に入庁。企画調整や地域づくりを長く担当。最終的には伊勢農林水産事務所長として地域人材のハブとして、さまざまなプロジェクトに参画してきた。また産官学で地域資源を活用した地方創生に取り組む「三重地方創生コンソーシアム」にて、異業種連携を円滑にする関係性創りに取り組むとともに、高校生が地域課題をビジネスの手法を用いて解決する取組「SBP(ソーシャル・ビジネス・プロジェクト)」を支援する一般社団法人未来の大人応援プロジェクトなどの理事を務め、教育力の向上などにも尽力している。
プロトタイプ制作や作業環境が必要なチームに向けて夜中まで使える環境を提供します。
Madanasaso
(株)On-Coが運営するオルタナティブ&プロトタイピングスペース”madanasaso”(〒451-0043 愛知県名古屋市西区新道1丁目13−15 2階)を本プログラム期間中は無料提供します。工具、電気釜、粉砕機、溶接機、飲食許可、3Dプリンタなど制作や実験に必要な設備が多種多様に揃えています。
これからの時代、商店街も新たに挑戦し、自ら未来を切り拓いていく必要があります。しかし、未来を切り拓くことは容易ではありません。商店街や地域だけでなく、企業の皆さんとも一緒に豊かな商店街像を描けていけたらと考えています。
・応募にあたっては、必ず募集要項をご確認の上お申し込みください。
・本プログラムの参加にかかる経費は、実証実験を行う場所の賃料及び名古屋市が交付する支援金(最優秀者:最大200 万円、優秀者:最大100 万円)を除き、応募者の負担となります。
・応募内容に係る特許などの法的保護については、応募者の責任において対策を講じた上で、一般に公表しても差し支えのない内容としてください。
・選考の結果や受賞に至らなかった理由等の選考プロセスに係る問合せには応じません。
・受賞後に受賞者として不適格と判断された場合は、受賞を取り消す場合があります。