MOSHIMO FUTURE STREETは、未来の商店街を想像し形にする「アイデアコンテスト&実証実験」プログラムです。かつては生活必需品を購入するといった商機能が主だった商店街は、時代の流れの中で求められる役割を変えつつあります。そこで今回、先進技術を活用した未来の商店街のあり方を考え、未来に向けた実証実験に取り組む企業を募集します。もしもの力で想像し、一緒に地域をより良い方向へ変えていきましょう。
様々なゲストを迎えて本プログラムの説明会を行います。
説明会に参加しない場合でも、アイデアコンテストへのエントリーは可能です。
ゲストには株式会社シー・ティー・ワイの山本氏をお招きし、三重県四日市市で取り組まれているスマートシティプロジェクトについて紹介します。また、大阪市・京橋中央商店街の事業者も交えたトークセッション、本プログラムの詳細説明、個別相談会も行います。
山本 龍太郎 氏
株式会社シー・ティー・ワイ ICT ソリューション推進部 次長
1999 年 株式会社シー・ティー・ワイ(CTY)入社・コミュニティチャン ネル制作担当部門に所属 2011 年 企画/広報部門に所属 2014 年 経営企画室・社長室部門に所属 2020 年 ICT ソリューション推進部門(自治体・企業等の地域のデジタル 推進)に所属。今回のテーマである中央通り再開発プロジェクトの主担当。
日時:6月27日(金) 18:00~20:00
会場:QUINTBRIDGE 2F
〒534-0024
大阪府大阪市都島区東野田町4丁目15−82
定員:30名
参加費:無料
ゲストには株式会社日建設計総合研究所の小松氏をお招きし、WEB3.0などの先進技術を使ったスマートシティの事例を中心に紹介します。また、世田谷区・尾山台商店街の事業者を交えたトークセッション、本プログラムの詳細説明、個別相談会も行います。
小松 航樹 氏
株式会社日建設計総合研究所 研究員
北海道大学卒、東京大学大学院修了。IITハイデラバードおよびロスキレ大学での研究経験を経て2021年より現職。関心領域は参加型まちづくり、ウェルビーイング。リレー・ダイナミクスの熟議を支援するブロックチェーンアプリ開発に携わり、実証実験を通じてオンライン参加プロセスの認知的効果を検証。個人では、残布を最小化する服飾デザイン手法の開発やノベルゲーム制作などに取り組む。一児の父。
日時:7月2日(水) 18:00~20:00
会場:SENQ六本木 9F
〒106-0032
東京都港区六本木7丁目15−7 新六本木ビル
定員:30名
参加費:無料
オンライン配信:あり
ゲストには中国のベンチャーキャピタル企業でご活躍の説田氏をお招きし、中国・深圳で実際に実装されている先進技術を使ったサービスやスマートシティの取り組みを紹介します。また、名古屋市・内田橋商店街の事業者を交えたトークセッション、本プログラムの詳細説明、個別相談会も行います。
説田 莉子氏
匠新(ジャンシン)創新加速事業部 シニアアソシエイトアナリスト
匠新の深圳拠点にて、大企業のオープンイノベーション推進やスタートアップの海外展開支援に従事。中国国内、特にグレーターベイエリア(粤港澳大湾区)のイノベーションエコシステムを軸に、政策や業界トレンド、ベンチャー投資、中国IT大手「BATH」(バイドゥ、アリババ、テンセント、ファーウェイ)の調査・分析を行う。北京大学HSBCビジネススクール修士課程を修了後、匠新に入社。
日時:7月8日(火) 19:00~21:00
会場:STATION Ai 3F セントラルラウンジ
〒466-0064
愛知県名古屋市昭和区鶴舞1丁目2−32
定員:30名
参加費:無料
先進技術を活用した未来の商店街のあり方について、
事前選考を経た8者がアイデアコンテストにて発表を行います。
提案されたアイデアの中から2者を選出します。
エントリー開始
エントリー締切
アイデアコンテスト参加者決定(8者選考)
アイデアコンテスト
▼課題の例
1.平時(イベント時以外)の集客不足
2.顧客層にバラつきがある等マーケティングに苦労している
3.来街者はいるが経済活動に直結しない
4.効果的なPRができていない
5.定休日の周知ができていない
▼課題の例
1.人手不足・人を雇う余裕がない
2.商店街店舗の後継者がいない
3.商店街の組合役員のなり手不足、それに伴う組合役員の負担増加
4.イベントを行う人手不足
5.商店街にある店舗が組合に未加入、商店街にある店舗の連携ができていない
▼課題の例
1.店舗部分が生活スペースとなっている等利活用が難しい空き店舗が多い
2.駐車場、空き地など使用されていないスペースがある
3.賃料の折り合いがつかない
最大150万円(2者採択)
名古屋市より実証実験に係る費用を交付します。
これからの時代、商店街も新たに挑戦し、自ら未来を切り拓いていく必要があります。しかし、未来を切り拓くことは容易ではありません。商店街や地域だけでなく、企業の皆さんとも一緒に豊かな商店街像を描けていけたらと考えています。
・アイデアコンテスト:
<日時> 9/8(月)14時〜18時(時間は予定)
<会場> ナゴヤイノベーターズガレージ
・アイデア募集期間:6/16 (月) 〜 8/1(金)
・プランについては商店街のリサーチを行い、募集テーマに沿った内容であること
・先進技術を中心的に活用した提案であること
・採択された場合に募集要項の「8 採択後の流れ」に記載のある事項について滞りなく取り組めること
・提案者側の事情で実証実験が中止にならないこと
・主催者及び運営者と協議しながら本プログラムを推進できること
・応募内容は公序良俗に反していないこと
・MOSHIMO FUTURE STREET提案書フォーマット
・応募にあたっては、必ず募集要項をご確認の上お申し込みください。
・本プログラムの参加にかかる経費は、実証実験を行う場所の賃料及び名古屋市が交付する支援金を除き、応募者の負担となります。
・応募内容に係る特許などの法的保護については、応募者の責任において対策を講じた上で、一般に公表しても差し支えのない内容としてください。
・選考の結果や採択に至らなかった理由等の選考プロセスに係る問合せには応じません。
・採択後に採択者として不適格と判断された場合は、採択を取り消す場合があります。
浦田 真由
名古屋大学大学院情報学研究科 准教授
名古屋大学大学院情報科学研究科博士後期課程修了。博士(情報科学)。専門分野は情報社会設計論、社会情報学、観光情報学。名古屋大学大学院国際開発研究科助教、名古屋大学大学院情報学研究科講師を経て、現在、同研究科准教授。 デジタル庁 オープンデータ伝道師・デジタル推進委員、総務省 地域情報化アドバイザー。自治体や企業、地域コミュニティと連携し、社会情報学の視点に基づいて、地域の活性化や情報化を促す実践的な研究を展開。
則武 理恵
100BANCH オーガナイザー/一般社団法人百番地 代表理事/パナソニックホールディングス株式会社 技術部門 事業開発室
岐阜県生まれ。神戸大学国際文化学部で途上国におけるジェンダー問題とコミュニティー開発を学ぶ。パナソニックに入社後、広報として社内広報とメディア制作を中心に、対外広報、IR、展示会、イベントの企画・運営など、さまざまなコミュニケーション活動を担当。2016年2月より100周年プロジェクトを担当し、2017年7月、次の100年につながる新しい価値の創造に取り組む「未来をつくる実験区 100BANCH」を立ち上げ、累計350以上の若者たちのプロジェクトの加速支援に携わる。
細目 圭佑
宮崎大学工学部・GX研究センター特別准教授/日本GXグループ株式会社共同CEO
株式会社リクルートにて総合企画部や事業戦略部に従事しながら、渋谷の各種プロジェクトや行政からの戦略的エリアマネジメントの要請を踏まえ渋谷ブレンド株式会社を創設。日本GXグループの前身である渋谷ブレンドグリーンエナジー株式会社を吉岡と設立し、民間初のカーボンクレジット取引所を開設。焼き鳥屋、海藻育成、再生プラスチックなど領域横断でGX関連のグループ会社を増やしている。ゆたかさの在り方も研究中。
坪井 清滋
愛知県商店街振興組合連合会 理事長
名古屋商店街振興組合連合会 理事長
1977年生まれ。家業である坪井花苑の経営に参画する傍ら、県内の商店街が集まり産学間連携等によって地域資源の磨き上げを図る「商店街逸品名品テストマーケット」の開催をリードするなど、商店街や地域の魅力向上に尽力している。
以上、4名の審査員に名古屋市商店街振興組合連合会 事務局長を含めた5名が当日は審査します。
観光コンテンツとして人気が高まって いる「謎解き」を核に、元・紳士服店の空き家を舞台として、この物件にまつわるストーリーや地域の特徴を盛り込んだ「AR×体験型空き家脱出ゲーム」を実施しました。参加者には商店街内で使用できるクーポンが付与され、商店街の回遊を促すことや再訪の動機づけを行いました。
実施期間:2月14日~2月23日
実施場所:内田橋商店街内旧たからや
実施企業:FUN SPIRITS株式会社
実証テー マ:ARを使うことで空き家でもコストを抑えて、クオリティの高い謎解きコンテンツを導入し、商店街のにぎわい創出ができるか。また、クーポンを使うことで来訪者に謎解き以外の商店街の魅力に触れてもらえるか。
実証結果:336名参加
IGアリーナを拠点とする予定のプロバスケットボール ームのファンの方々に対し、商店街 のまち歩きを中心としたプログラムを実施しました。AR技術により現れる選手との写真撮影や、NFTトークンを活用したクーポン利用も行いました。近隣地域に高まるにぎわい創出 のニーズを背景に、モビリティ活用やファンコミュニティの満足度を高めるプログラムによる 交流の継続、商店街への来訪動機づけを実証しました。
実施期間:2月15日~3月1日
実施場所:名城公園~弁天通商店街~ビリヤード名城
実施企業:株式会社R-pro
実証テー マ:ARやトークン発行が再訪の動機になるか。また、リアルとバーチャルでコミュニティづくりをすることで商店街への愛着を醸成することができるか。
実証結果:25名参加
採択された2者からの提案について、名古屋市内の商店街で実証実験を行います。
実証実験にかかる費用や実施場所の提供、PR等についてサポートします。
な・ご・や商業フェスタ2025
吹上ホールで開催予定のイベントにて、実証実験のプロモーションを行います。
実証実験(最大1週間)
名古屋市内の商店街にて実証実験を行います。
反省会
市内商店街の店舗や空き店舗等で実証することができます。
実証実験に向けた名古屋市や商店街との調整、実証実験期間中の会場運営などを行います。
藤田 恭兵
(株)On-Co 共同創業者
2015年から空き家を活用しシェアハウスを立ち上げ、2019年に(株)On-Co創業。共同創業者水谷と共に、不動産構造を逆にした「さかさま不動産」を創り、遊休不動産の活用を促進。2021年には廃棄石膏ボードの実験に着手し、翌年素材デザイナー村上と新素材「resecco」を共同開発。「ゴミ箱をなくす」を目指し上回転研究所を設立へ。廃棄物を使った素材&プロダクト開発や、廃棄物への視点を変えるWS等を展開。強みはコミュニティと遊び心で事業を加速させること。
日本PR協会「PRアワードグランプリ2023」最高賞を獲得した観点から、事業戦略に活かすPRの捉え方について、基礎から実践まで体系的に学べる全2回のPR講座を開催します。
福田 ミキ
(株)On-Co 取締役 PR事業部長
日本PR協会「PRアワードグランプリ2023」最高賞2015年に金融経験を活かして、三重県にバックオフィスセンターを開設。業務改善にて確保した時間をPR業務へと転換を進める。何をするにも必要不可欠な考え方として、経営|事業戦略に活かすPRの視座を体系的に整備。現在は経営と連携させるPRを企業伴走や研修にて展開。戦略立案から産学官・メディアリレーションまで、狙った先の認知と行動を変容させる戦術で、数々のプロジェクトを加速させている。
継続的に活動するために必要な資金調達の手段として補助金や助成金の活用や行政との連携、アワードの獲得&活用について相談サポートします。
太田 憲明
(株)On-Co 取締役/経営管理
農業土木技師として三重県に入庁。企画調整や地域づくりを長く担当。最終的には伊勢農林水産事務所長として地域人材のハブとして、さまざまなプロジェクトに参画してきた。また産官学で地域資源を活用した地方創生に取り組む「三重地方創生コンソーシアム」にて、異業種連携を円滑にする関係性創りに取り組むとともに、高校生が地域課題をビジネスの手法を用いて解決する取組「SBP(ソーシャル・ビジネス・プロジェクト)」を支援する一般社団法人未来の大人応援プロジェクトなどの理事を務め、教育力の向上などにも尽力している。
プロトタイプ制作や作業環境が必要なチームに向けて夜中まで使える環境を提供します。
Madanasaso
(株)On-Coが運営するオルタナティブ&プロトタイピングスペース”madanasaso”(〒451-0043 愛知県名古屋市西区新道1丁目13−15 2階)を本プログラム期間中は無料提供します。工具、電気釜、粉砕機、溶接機、飲食許可、3Dプリンタなど制作や実験に必要な設備が多種多様に揃えています。