もしもの力で 地域を変える。

MOSHIMO FUTURE STREETとは -名古屋市未来商店街チャレンジ事業-

未来商店街チャレンジ事業(MOSHIMOFUTURESTREET)は名古屋市が主催する未来の商店街を想像し形にする「アイデアコンテスト&実証実験」プログラムです。かつては生活必需品を購入するといった商機能が主だった商店街は、時代の流れの中で求められる役割を変えつつあります。そこで今回、先進技術を活用した未来の商店街のあり方を考え、未来に向けた実証実験に取り組む企業を募集します。もしもの力で想像し、一緒に地域をより良い方向へ変えていきましょう。

実証実験フィールドの提供
名古屋市内の商店街で実証可能
実証実験費用の支援
最大150万円
実証実験の各種サポート
PR・行政連携等の伴走サポート

未来の商店街を考える

様々なゲストを迎えて本プログラムの説明会を行います。
説明会に参加しない場合でも、アイデアコンテストへのエントリーは可能です。

名古屋会場

ゲストには名古屋鉄道株式会社でご活躍の伊藤氏をお招きし、地域をフィールドに取り組んでいる新規事業や競争の事例を紹介します。また、名古屋鉄道株式会社の事例をもとに商店街の可能性を探るトークセッションや本プログラムの詳細説明、個別相談会も行います。

伊藤 曜 氏

名古屋鉄道株式会社 事業創造部 事業創造担当 課長

損害保険会社およびベンチャー企業での経験を経て、2017年に名古屋鉄道に入社。経営戦略部にて新規事業開発を担当し、同年、子育て世帯をサポートする株式会社名鉄スマイルプラスの立ち上げに従事。事業企画や運営に携わる中で地域や社会に貢献する事業の在り方を模索。2024年4月より事業創造部にて、名鉄グループ全体における新規事業開発・オープンイノベーション推進に注力。多様なパートナーシップを活用し、持続可能な成長を目指す。

イベント概要

日時:6月15日(月) 19:00~21:00
会場:STATION Ai 3F セントラルラウンジ
定員:30名
参加費:無料
オンライン配信:あり

東京会場

ゲストには株式会社日建設計の羽鳥氏をお招きし、地方の移動課題に取り組むCommunity Drive Projectを中心に、地域課題を解決にむけたコツなどを紹介します。また、羽鳥氏の取り組みから商店街の課題を解決するプロセスや新たな可能性を探るクロストークや本プログラムの詳細説明、個別相談会も行います。

羽鳥 達也 氏

株式会社日建設計 執行役員

1998年 日建設計入社。建築意匠設計を専門とし、「神保町シアタービル」「ソニーシティ大崎」「TOYOTA WOVEN CITY」などを手がける。RIBA Awards for International Excellence、日本建築学会賞など国内外で多数受賞。東京大学大学院などで非常勤講師を歴任し、現在は東京都市大学客員教授。日本建築学会作品選奨やグッドデザイン賞審査員も務めるほか、地域のリスクコミュニケーションを促進する「逃げ地図」を開発。また、地域の移動課題から街づくりを考えるコミュニティドライブプロジェクトを共同主催。

イベント概要

日時:6月22日(月) 18:30~20:30
会場:PYNT竹橋
定員:30名
参加費:無料

未来の商店街を発表する

先進技術を活用した未来の商店街のあり方について、
事前選考を経た8社がアイデアコンテストにて発表を行います。
提案されたアイデアの中から2社を採択します。

  • 5/14 (木)

    エントリー開始

  • 7/3 (金)

    エントリー締切

  • 7/17 (金)

    アイデアコンテスト参加者決定(8社選考)

  • 7/29 (水)

    アイデアコンテスト

募集テーマ(商店街の課題の例)

テーマ① 商店街のにぎわい創出

新規来訪、再訪する人を増やし、滞在時間をどうしたら伸ばせるか?

▼商店街で起きている課題の例
1.平時(イベント時以外)の集客不足
2.マーケティングに苦労している
3.来街者はいるが経済活動に直結しない
4.効果的なPRができていない
5.定休日の周知ができていない

具体例:独自通貨回遊システム

個店同士が連携し各店舗の売り上げをあげ、商店街全体を盛り上げる方法として商店街で使える地域通貨を発行し、商店街内の経済効果を促進したい。また、スタンプラリーなどの回遊の工夫も取り入れることで商店街全体に波及効果を期待する。

テーマ② 商店街の担い手・人材発掘

持続可能な商店街を目指して、地域のエコシステムを形成できるか?

▼商店街で起きている課題の例
1.人手不足・人を雇う余裕がない
2.後継者がいない
3.組合役員のなりて不足
4.イベントを行う人手不足
5.理事の負担の増加
6.組合未加入

具体例:新規事業者の商店街活動への参画促進

新しく事業を始める人で商店街に入らないケースが増えている。商店街に所属する事業者の数や商店街活動の担い手が減れば、商店街が持続できなくなる。商店街エリアで新しく事業を始める人が商店街に所属したくなるような解決策が求められる。

テーマ③ 商店街における空間資源の活用促進

新たな使い方の提案、所有者への利活用の促進などで資源の掘り起こしや活用促進ができるか?

▼商店街で起きている課題の例
1.利活用が難しい空き店舗
2.駐車場、空き地、裏路地など使用されていないスペース
3.賃料の折り合いがつかない

具体例:空間資源活用のイメージ化による機運醸成

物件を借りて新しい挑戦をしたいという人はいるが、活用できる物件が少ない。その一因として、物件所有者が活用するイメージを持ててないことが挙げられる。解決策として、物件が活用され、商店街が盛り上がっているイメージを可視化することで機運を醸成し、物件所有者の意識変更がおこることを期待される。

賞金(実証実験支援金)

最大150万円(2社採択)
名古屋市より実証実験に係る費用を交付します。

申し込み

以下のボタンから、募集要項を確認の上、アイデアコンテスト申し込みフォームからお申し込みください。また相談したいことがある方は個別相談申し込みフォームから申し込みください。

※アイデアコンテスト申し込みフォームにて提案資料の詳細等を入力いただいた上で、提出書類の添付が 必要になりますのでご注意ください。

審査員

白松 俊

名古屋工業大学 情報工学類 教授/東京大学 空間科学情報センター シビックテック・デザイン学創成寄付研究部門 特任教授

2009年から,名古屋工業大学 大学院工学研究科 助教.2014年から,Code for Nagoyaでシビックテック活動に携わる.2015年4月から准教授,白松研究室の主宰者となる.2021年4月から教授,現在に至る.加えて,2021年4月から名工大 コミュニティ創成教育研究センター センター長(兼任).2024年4月,研究室の研究成果を社会実装するため株式会社ソシアノッターを設立.2024年8月から,東京大学空間情報科学研究センター シビックテック・デザイン学創成寄付研究部門 特任教授(兼任).合意形成やシビックテックなど人々の協働・共創を支援するAI技術の研究開発に従事。

則竹 理恵

100BANCH オーガナイザー/一般社団法人百番地 代表理事/パナソニックホールディングス株式会社 技術部門 事業開発室

岐阜県生まれ。神戸大学国際文化学部で途上国におけるジェンダー問題とコミュニティー開発を学ぶ。パナソニックに入社後、広報として社内広報とメディア制作を中心に、対外広報、IR、展示会、イベントの企画・運営など、さまざまなコミュニケーション活動を担当。2016年2月より100周年プロジェクトを担当し、2017年7月、次の100年につながる新しい価値の創造に取り組む「未来をつくる実験区 100BANCH」を立ち上げ、累計350以上の若者たちのプロジェクトの加速支援に携わる。

河合 将樹

株式会社UNERI代表取締役CEO、UNERI Capital代表パートナー

1995年生まれ。イギリス留学、ETIC.を経て「お金の力で起業家が画一的になる」という問題意識から、2020年に株式会社UNERIを創業。2022年にSIIFのインパクト投資ファンドで投資業務に従事。2024年には約2000人が集う業界最大規模イベント「IMPACT SHIFT」を立ち上げた後、自治体・上場企業・海外財団と担い手育成等の協業を推進。2025年にVCファンドを設立し、世界展開を目指す社会課題系スタートアップへの投資を開始する。金融庁主催「インパクトコンソーシアム」地域・実践分科会ディスカッションメンバー。Forbes JAPAN2024「世界を変える30歳未満30人」選出。

坪井 清滋

愛知県商店街振興組合連合会 理事長
名古屋市商店街振興組合連合会 理事長

1977年生まれ。家業である坪井花苑の経営に参画する傍ら、県内の商店街が集まり産学間連携等によって地域資源の磨き上げを図る「商店街逸品名品テストマーケット」の開催をリードするなど、商店街や地域の魅力向上に尽力している。

以上、4名の審査員に名古屋市商店街振興組合連合会 事務局長を含めた5名が当日は審査します。

R6年度 採択事例

最優秀賞:AR×体験型空き家脱出ゲーム in 商店街

観光コンテンツとして人気が高まって いる「謎解き」を核に、元・紳士服店の空き家を舞台として、この物件にまつわるストーリーや地域の特徴を盛り込んだ「AR×体験型空き家脱出ゲーム」を実施しました。参加者には商店街内で使用できるクーポンが付与され、商店街の回遊を促すことや再訪の動機づけを行いました。

実施期間:2月14日~2月23日
実施場所:内田橋商店街内旧たからや
実施企業:FUN SPIRITS株式会社
実証テー マ:ARを使うことで空き家でもコストを抑えて、クオリティの高い謎解きコンテンツを導入し、商店街のにぎわい創出ができるか。また、クーポンを使うことで来訪者に謎解き以外の商店街の魅力に触れてもらえるか。
実証結果:336名参加

優秀賞:リアルでもバーチャルでも。
趣味趣向が近い人たちがつながるデジタルツイン商店街

IGアリーナを拠点とする予定のプロバスケットボール ームのファンの方々に対し、商店街 のまち歩きを中心としたプログラムを実施しました。AR技術により現れる選手との写真撮影や、NFTトークンを活用したクーポン利用も行いました。近隣地域に高まるにぎわい創出 のニーズを背景に、モビリティ活用やファンコミュニティの満足度を高めるプログラムによる 交流の継続、商店街への来訪動機づけを実証しました。

実施期間:2月15日~3月1日
実施場所:名城公園~弁天通商店街~ビリヤード名城
実施企業:株式会社R-pro
実証テー マ:ARやトークン発行が再訪の動機になるか。また、リアルとバーチャルでコミュニティづくりをすることで商店街への愛着を醸成することができるか。
実証結果:25名参加

R7年度 採択事例

採択企業1:ファンを育てる商店街

モノを売る時代からコトを売る時代へと変化する中で、モノを買うだけでなく、商店街内にある個店の魅力をコトとして体験できるイベントを企画。体験の様子を撮影した動画を自動編集してSNSにアップできるAI動画生成システムを使いにぎわいの創出と広報負担の軽減を目指しました。体験会参加後はクーポンが発行され、商店街内他店舗への周遊を促しました。

実施期間:令和8年 1月23日~1月25日/2月6日~2月8日
実施場所:大曽根商店街/大曽根本通商店街
実施企業:自治体FIRE
実証ポイント:①体験会よる人流創出②動画生成の自動化にによる広報負担の軽減
実証結果:体験会参加者数 95名、動画制作&SNS更新時間 78%削減

採択企業2:旅行会社がつくる新しい観光コンテンツ
「商店街丸ごと物語体験エンタビ ®」

商店街をまるごと演劇の舞台とし、参加者が物語の世界に入り込んだような感覚になれるイマーシブ体験イベントを実施しました。採択企業だけでなく商店街の店主や商店街近辺の大学生と一緒に演劇を作り上げることで新たな来街者層の獲得や商店街の魅力向上を目指しました。またNFCを使用することで、来街者が商店街店舗のことを知るきっかけとしました。

実施期間:令和8年 2月14日・15日
実施場所:柳原通商店街
実施企業:プレイング株式会社
実証ポイント:イマーシブ体験による新たな来街者層の獲得や商店街の魅力向上
実証結果::総動員数302名、地元役者起用数15名、
メディア取材件数3件実証結果:25名参加

未来のアイデアを実証する

採択された2社からの提案について、名古屋市内の商店街で実証実験を行います。
実証実験にかかる費用や実施場所の提供、PR等についてサポートします。

  • 7月〜1月

    実証実験(最大1週間)
    名古屋市内の商店街にて実証実験を行います。

  • 2月1週目

    反省会

サポート内容

実証実験フィールドの提供

市内商店街の店舗や空き店舗等で実証することができます。

実証実験の各種サポート

プロジェクト伴走

実証実験に向けた名古屋市や商店街との調整、実証実験期間中の会場運営などを行います。

藤田 恭兵
(株)On-Co 共同創業者

2015年から空き家を活用しシェアハウスを立ち上げ、2019年に(株)On-Co創業。共同創業者水谷と共に、不動産構造を逆にした「さかさま不動産」を創り、遊休不動産の活用を促進。2021年には廃棄石膏ボードの実験に着手し、翌年素材デザイナー村上と新素材「resecco」を共同開発。「ゴミ箱をなくす」を目指し上回転研究所を設立へ。廃棄物を使った素材&プロダクト開発や、廃棄物への視点を変えるWS等を展開。強みはコミュニティと遊び心で事業を加速させること。

PR講座&相談

日本PR協会「PRアワードグランプリ2023」最高賞を獲得した観点から、事業戦略に活かすPRの捉え方について、基礎から実践まで体系的に学べる全2回のPR講座を開催します。

福田 ミキ
(株)On-Co 取締役 PR事業部長

日本PR協会「PRアワードグランプリ2023」最高賞2015年に金融経験を活かして、三重県にバックオフィスセンターを開設。業務改善にて確保した時間をPR業務へと転換を進める。何をするにも必要不可欠な考え方として、経営|事業戦略に活かすPRの視座を体系的に整備。現在は経営と連携させるPRを企業伴走や研修にて展開。戦略立案から産学官・メディアリレーションまで、狙った先の認知と行動を変容させる戦術で、数々のプロジェクトを加速させている。

行政連携/補助金・助成金アワード相談

継続的に活動するために必要な資金調達の手段として補助金や助成金の活用や行政との連携、アワードの獲得&活用について相談サポートします。

太田 憲明
(株)On-Co 取締役/経営管理

農業土木技師として三重県に入庁。企画調整や地域づくりを長く担当。最終的には伊勢農林水産事務所長として地域人材のハブとして、さまざまなプロジェクトに参画してきた。また産官学で地域資源を活用した地方創生に取り組む「三重地方創生コンソーシアム」にて、異業種連携を円滑にする関係性創りに取り組むとともに、高校生が地域課題をビジネスの手法を用いて解決する取組「SBP(ソーシャル・ビジネス・プロジェクト)」を支援する一般社団法人未来の大人応援プロジェクトなどの理事を務め、教育力の向上などにも尽力している。

プロトタイプ制作環境

プロトタイプ制作や作業環境が必要なチームに向けて夜中まで使える環境を提供します。

Madanasaso

(株)On-Coが運営するオルタナティブ&プロトタイピングスペース”madanasaso”(〒451-0043 愛知県名古屋市西区新道1丁目13−15 2階)を本プログラム期間中は無料提供します。工具、電気釜、粉砕機、溶接機、飲食許可、3Dプリンタなど制作や実験に必要な設備が多種多様に揃えています。

よくある質問

Q1 まだ商店街向けに完全に最適化されていないサービスでも応募できますか?
はい、応募できます。ただし、商店街のどんな課題に対して、どのように使うのかを具体的に示してください。また、実証で何を確かめたいのか、実証後にどう改善していくのかもあわせて整理しておく必要があります
Q2 1社で複数の提案を出せますか?
いいえ、1事業者につき1提案となります。応募内容は絞って、実現したいことをわかりやすく整理して提出する形になります。
Q3 先進技術とは具体的に何のことを指しますか?
本プログラムでは、メタバース、AI、AR/VR/XR、デジタルツイン、ロボティクス、モビリティ、3Dプリンティング、ドローン等を想定しております。その他、10年、20年後には日常的に活用されていることが想定される技術であればどんなものでも結構です。必要ありましたら別途ご相談ください。